2015/7/15

アイドルとパパラッチのノンストップ追跡劇
「クエーサーと13番目の柱」が文庫になって発売!

クエーサーと13番目の柱
元写真週刊誌の記者・タカツキリクオは、謎の雇い主カキオカの依頼のもと「Q」と呼ばれるアイドルのパパラッチを行う、モニタリングチームの一員。ターゲットの呼称は「Q」。ある日、カキオカは追跡のターゲットをそれまでのアイドル・ユイから新興のアイドルグループ・ED(エクストラ・ディメンションズ)のミカに突如変更する。それに伴いチームも再編されることになるが、ミカを追跡するにつれ、新たに加わったメンバー、謎の新人のニナイケントという男が不穏な動きを見せ始める……。
雇い主の真意は? 「Q」の意味とは? そしてニナイの本当の目的とは?  そして、敵の正体もわからないまま、一転して追われる側になったタカツキが取った行動とはーー? 『ピストルズ』から2年、手に汗握るノンストップエンタメ長篇。

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著者インタビュー

□週刊文春WEB

「もともと講談社の百周年にあわせて刊行する予定でしたので、講談社にちなんで『FRIDAY』から連想した日本版パパラッチの世界に、以前からあったスパイ小説の構想を併せた内容の作品になりました」

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□Book asahi.com

「社会を成立させ円滑にするため、人はルールを決め従っている。生活習慣でも憲法でも、一度支持したものから離れるのは難しい。でも、信じているものがなくても生きられないわけではない、人間が作ったルールはすべて暫定的なものだと強調したかった」

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ブックレビュー

□日本経済新聞

パパラッチ・チームのハリウッド映画まがいの大作戦ぶりが、テンポよくスリリングに描かれてゆく前半は、息をもつかせぬ面白さである。だが、Qにやたらと詳しい「ニナイケント」という謎の青年の加入によって、タカツキたちの仕事には俄(にわか)に暗雲が垂れこめ始める。ニナイのおそるべき陰謀とは何か? それは読んでのお楽しみだが、思わず唖然(あぜん)とするようなものであることだけは述べておこう。そしてそれは、アイドルへの倒錯した愛という主題と、緊密なかかわりを持っている。阿部和重ならではの、不思議な魅力を持った作品である。
(文芸評論家 佐々木敦)

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□KINOKUNIYA WEB STORE

情報化社会におけるアイドルとファンとの関係性や、そこでクローズアップされるインターネット掲示板。またその真偽が確かめられない「情報」という「法則(ルール)」のとらえ方など現代社会を理解するためのテーマが幾つも散りばめられています。 エンタメ作品としても最高に楽しめるものですが、それだけに留まらない懐の深い作品です。
(編集部 三浦芳敬)

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